- 最新情報
News
December 6, 2019November 26, 2019November 19, 2019他の投稿 共同代表メッセージ
Message from Chair and Co-Chair
岩附 由香
Yuka IWATSUKI
(特活)ACE 代表
President, ACE
G20という機会をどう活かせるのか。
ここで市民社会組織はどのような役割を果たせるのか。
限られた時間の中で問いかけながら走ることになると思いますが、ぜひご一緒に。
How can we engage with the G20 Summit in effective ways?
What roles can Civil Society Organizations (CSOs) play towards this?
Though we do not have much time to prepare, let us remind those questions and work together.
三輪 敦子
Atsuko MIWA
(一財)アジア太平洋人権情報センター
(ヒューライツ大阪)所長Director, Asia-Pacific Human Rights Information Center
(HURIGHTS OSAKA)G20って私たちになんか関係ある??
実は大いにあるんです。「偉い」人たちが集まって一緒に写真を撮るだけではなくて、そこでは、私たちの毎日にいろんな影響があることが話し合われています。なので、みんなの声を届けましょう。SDGsが目標とする、誰一人取り残さずに豊かで持続可能な社会をつくるために。
埋もれがちな声、上げたくても上げられない声を大切にするプラットフォームをめざします。皆さん、是非、ご一緒に!
Does G20 Summit have something to do with us??
Yes, it does, indeed. It is not only a photo-taking arena by "prominent" leaders, but they discuss important issues that affect our daily lives. So, let our voices be heard, in order to shape a prosperous and sustainable society, leaving no one behind.
As a platform, we will focus voices that are often hidden, even not to be raised. Let us all work together!
C20サミットとは / What is C20 Summit
G20サミットに対して働きかけを行うC20サミットとエンゲージメント・グループ
C20 Summit and Engagement Groups
G20は政府間の会議ですが、市民社会やビジネスセクターなど、社会の様々なセクターの声を集めて、G20に届けよう、ということで、以下の7つの「エンゲージメント・グループ」(Engagement Group)がそれぞれ「サミット」を開催し、開催国の首脳と対話する、ことが行われています。
このうち、C20サミットは、2013年のロシアでのG20サミット時に始まり、それ以降、毎年、開催国の首脳もしくは首脳級の指導者との対話が行われています。
C20サミットでは、他の参画グループの会議よりも密な国際的ネットワークと、その知見・機動性・先駆性を生かした提言書の作成や、首脳級が出席しやすい「C20サミット」の組織化など、様々な努力がなされています。
市民社会プラットフォームの果たす役割
(1)世界の市民社会との連携と効果的な政策提言の実現
G20サミットの決定は世界の人々に大きな影響を与えます。メリットを最大化し、人々の生活や地球環境に与える悪影響を最小化するため、世界の市民社会は毎年、積極的にG20に働きかけています。開催国のプラットフォームは、上記「C20サミット」をはじめとして、世界の市民社会の主張をうまくまとめ、世界の市民社会と開催国の首脳をつないで働きかけを行う役割を負っています。そのために、以下のことを行います。
- その年のG20の主要課題について、関心のあるNGOでワーキンググループを編成して政策提言を行い、閣僚会議などの機会にそれを政府に届け、対話の機会を保障する。
- 政策提言活動の山場として「C20サミット」を開催し、政府首脳と世界の市民社会の対話を実現する。
- 各閣僚会合等において、市民社会が参加・意見表明ができる機会をつくる。また、G20首脳サミットの際には、G20の経過や結果の報道拠点として使われる「メディアセンター」にNGOが参加して、G20サミットの評価や課題などを発信できるようにする。
- G20諸国にとどまらず、開催地域(日本であればアジア・太平洋地域)の市民社会が参加し、意見表明をできる機会をC20などを通じて形成する。
(2)国内・地域の市民社会の参画の促進
G20の決定はもちろん、日本など開催国の人々の暮らしや環境にも大きな影響を与えます。開催地(日本の場合は大阪)や、各閣僚会合が開かれる地域のNPOなど市民社会も、G20に大きな関心を持っていますが、一方で、「国際問題」ということで、必ずしも距離が近いとは言えません。そうしたことについて、G20プラットフォームが国内の市民社会の連携・協力を促進し、G20、ひいては世界に対して、地域の課題を普遍的な課題とのつながりの中で発信していくことが必要です。そのために、以下のことを行います。
- 地域の市民社会と連携し、G20サミットの実像や課題、問題点などについての理解を深めるお手伝いをする。
- 地域の市民社会がG20サミットや閣僚会議などに向けて行う「市民サミット」といった企画の開催を支援し、また、海外の市民社会との連携・協力の仲介をする。
海外の市民社会との連携
グローバルな市民社会とともに行動しています
G20サミットでは、世界の政治・経済・グローバル課題について様々な討議と決定がなされますが、やはり、グローバル経済の管理のための多国間フォーラムとして始まった経緯もあり、国際的な金融や資金の流れの在り方、開発のためのインフラ整備、反腐敗や投資の透明性・説明責任の確保、といった、経済に関わる課題が大きく入ってきます。逆に、保健や教育など、社会開発に関するテーマは、一部を除いてあまり中心的には取り上げられません。
そのため、海外の市民社会の中でも、活躍しているNGOは、特に反汚職や資金フローの問題に取り組んでいる「トランスペアレンシー・インターナショナル」や、世界の貧困・格差問題について大きな知見を持つ「オックスファム・インターナショナル」、人権や表現の自由などの観点から世界の市民社会の能力強化や運動づくりを行っている「CIVICUS」といったNGOが活躍しています。また、2000年前後に、途上国の債務問題について大きなキャンペーンを展開した「ジュビリー・2000」に連なる団体なども各地で活躍しています。
G20サミット市民社会プラットフォームでは、こうした課題について取り組む日本のNGOと世界の市民社会とを課題別の「ワーキンググループ」でつなぎ、C20サミットやG20サミット本番に向けて具体的な政策提言活動ができるように努力しています。
参加団体 / Members
プラットフォームの参加団体をご紹介します(79団体、2019年6月現在)
参加するには / Become a member
●参加資格●
- 日本において活動実績と拠点を有するCSO(市民社会組織:NPO/NGOなど)、またはそれに準ずる団体
- 本プラットフォームの趣旨(規約第2条・第3条参照)に賛同し、求めに応じて可能な範囲で一緒に行動する意向がある団体
- 本プラットフォームのウェブサイトやパンフレットなどに団体名を掲載することを認める団体
※本プラットフォームでは、会員資格を得るにあたって会費のお支払いは必要ありません。
●参加団体への登録手順●
※登録前に、本プラットフォームの規約をご確認ください。
事務局業務の都合上、登録確認に時間がかかる場合もございます。予めご了承ください。
- 参加希望団体は「申し込みフォーム」からお申し込みください。
- 本プラットフォーム幹事団体会議の承認を得て、参加団体となることができます。
お問い合わせ / Contact Us
*返信に時間がかかる場合があります。あらかじめご了承ください。
*It may take some time to respond
Copyright © 2018
2019 G20サミット市民社会プラットフォーム / Japan Civil Society Platform for 2019 G20 Summit
All rights reserved.